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番組審議会

第442回エフエム愛媛放送番組審議会

1 開催年月日

2025年2月14日(金) 午後4時00分~4時30分

2 開催場所

松山市竹原町1丁目10番7 株式会社エフエム愛媛 会議室

3 委員の出席

委員総数 5名
出席委員数 5名

出席委員の氏名
委員長 稲浦 調
副委員長 真木 輝彦
村上 茉莉江
二神 一誠
和泉 健弥
放送事業者出席者名
取締役総務部長兼放送部長 戸嶋 了一
編成制作部長 関 千里

4 議題

課題番組/「のどごし上京物語」

5 議事概要

 明るく楽しい雰囲気は伝わってくるものの、話の振りがやや曖昧で何の話をしているのかわからないことがある。また、内輪ネタを展開している時があり、聴く側としては置き去りにされていると感じることもあった。毎回2曲楽曲が流れるが、選曲理由・話題との関連性を軽く説明してから曲を流すような運びにするとよりいいかもしれない。2/2放送のサイカンの誕生日回はテンポよく、とても聴きやすかった。番組に型がない分クオリティに当たり外れが大きい番組のように思われるが、この回のように構成を練って、展開を作りこんだうえで誰が聴いても楽しめるような番組を制作してほしい。

6 審議内容

◎委員長
今回は、「のどごし上京物語」の合評をお願いします。
◎A委員
明るく楽しい雰囲気は伝わってくるものの、話の振りがやや曖昧で何の話をしているのかわからないことが多く、初めて番組を聴く人に不親切な印象をもった。話の内容は面白いものの具体的に何の話なのかがわからず、置き去りにされている感じがあった。例えば、構成作家である秋月さんが突然登場したため驚いたことがあった。彼女がどういう立場の人間なのか簡単に説明を入れた上で番組を展開してほしいと思った。
一方で2/2放送のサイカンの誕生日回は展開もテンポもよくとてもよく、大変面白かった。もっと聴いていたい気持ちになった。この回のように構成を作りこんで番組制作をすれば、よりファンを増やしていくことができるのではないかと思う。翻ってクイズをする回などはテンポが悪く、冗長な印象を持った。初めて彼らの放送・芸風に触れた人間でもボケとわかるくらいの面白さ・仕込みがあったほうがいいように思う。内輪乗りならではの面白さをもっと引き立てていってほしいと思う。
◎B委員
楽しい・面白い雰囲気が良く伝わってくる一方、内輪乗りが行き過ぎるとリスナーが置き去りになってしまう。彼らは芸人ということで、普段動画・視覚ありきで面白さを提供している方なのだとは思うものの、音声のみに情報が限られる中だとなかなか理解しづらい場面が出てきていた。また、この番組を初めて聴いたということもあり、二人について詳しく知らないので、どちらがどちらなのかがわかりづらかった。そんな中で、突然構成作家の女性も出てきてさらに混乱してしまう場面もあった。
ポテンシャルを感じるお二人なので、構成をもっと練っていけば人気ある番組になるのではと思う。
◎C委員
2/2放送のサイカンの誕生日回はテンポもよく、とても聴きやすかった。一方で今回の聴取対象である残りの回1/26・2/9の2回は無理やり引っ張ってボケている感じが伝わってしまい、冗長な雰囲気を感じた。リスナーメッセージに応える場面などでは落ち着きがあり、話も聴きやすかったものの、他の場面では無理にボケている、面白くしようとする様子が見られ、聴きやすいとは言えなかった。構成作家も交えて、これから番組構成・展開をより練っていってほしい。1/19放送回冒頭で話していた、終電で女性を助けた話などは実体験に基づいており、そのぶん話も聞きやすかったので、そういったネタをさらに盛り込んでもよいように思う。
番組内では毎回2曲楽曲が流れるが、話の流れから選曲したとリスナーに伝わる時以外については、選曲理由・話題との関連性を軽く説明してから曲を流すような運びにするとよりいいかもしれない。兵頭てつ兄が愛媛出身ということで、「愛媛の魅力を県外に発信する番組」と銘打っているが、そのような話題はあまり見られなかったように感じた。お笑いに持っていくだけではなく、彼らの人となり・パーソナリティが掴めるような内容に構成したほうが、ファンも新規のリスナーも楽しめる番組となるのではないか。番組制作の原点に立ち返って構成を見直したうえで頑張ってほしい。
◎D委員
トークのなかで久万高原町の雪の話が出るなど、親近感をもって放送を聴くことができる場面も見受けられた。また2/2のサイカンの誕生日回はフックも多く、番組の展開もとても盛り上がっていた印象をもった。番組構成として定まっている部分は邦楽が2曲流れることくらいで、そのほかは二人のトークによって流れが決まっていく番組ということで、二人の引き出し・トークスキルに伴って番組が進んでいく分、「今回はどうなるんだろう」というハラハラ感やワクワク感を覚えながら放送を聴くことができるのではないだろうか。しかし音声のみならず、映像もある方が面白いのだろうなという感想を抱いた。また番組内にCMがないため、30分通しでトークを聴くことになり、一息つくことのできるタイミングがなく、少ししんどく感じてしまった。
二人とも話題が豊富で、特に兵頭てつ兄は、野球チームのコーチもしているということで、野球関連のネタもたくさん持っていると思う。これからシーズンが始まれば、よりテーマ性にバリエーションが出て、楽しい展開になるのではと期待している。番組に型がない分クオリティに当たり外れが大きい番組のように思われるが、2/2のサイカンの誕生日回のようにしっかり構成を作りこんで、誰が聴いても楽しめるような番組を制作していってほしい。
◎E委員
ポッドキャストにてこれまでの放送が全て確認できるが、最も長い回と最も短い回とでトーク部分に10分ほどギャップがある。やはり回ごとのテーマの当たり外れによって尺も長短するのかなという印象を抱いた。二人ともまだラジオ慣れしていないように感じるので、その場のノリだけでなく構成力をつけて、リスナーを増やしていけるような番組に育てていってほしい。構成作家の秋月さんの登場については、彼女に関しての説明がないままに突然出演したため驚いた。彼女が出る際には一言でいいので説明がほしいと思う。「映像」がない、音声でのお笑いをきわめて行ってほしい。

7.その他参考事項

次回の議題/『「翔け不死鳥!」~Next Stage~松山フェニックス』

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