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番組審議会

第439回エフエム愛媛放送番組審議会

1 開催年月日

2024年10月18日(金) 午後4時00分~4時30分

2 開催場所

松山市竹原町1丁目10番7 株式会社エフエム愛媛 会議室

3 委員の出席

委員総数 5名
出席委員数 5名

出席委員の氏名
委員長 稲浦 調
副委員長 真木 輝彦
村上 茉莉江
二神 一誠
和泉 健弥
放送事業者出席者名
取締役総務部長兼放送部長 戸嶋 了一
編成制作部長 関 千里

4 議題

課題番組/「ティモンディ前田の、イカラジオ」

5 議事概要

 10月に急遽スタートしたこともあり、コーナーの構成がまだ固まっていなかった。今後内容を確立していくようになるかと思うが、初回から2回目にかけて「コーナー」を設けるアップデートがあったように、番組が確立するまで毎回何かしらのアップデートがあり続けるとリスナーが楽しめるものになると思う。パーソナリティを務めるティモンディの前田さんは、インテリジェンスな雰囲気や一風変わった視点からの意見を持っている方で、今後面白い番組になる予感を覚えながら放送を聴いた。「前田さんの個性・特徴をいかに番組に反映できるか」にこのラジオの盛り上がりがかかっているようにも感じる。ぜひ頑張ってほしい。

6 審議内容

◎委員長
今回は、「ティモンディ前田の、イカラジオ」の合評をお願いします。
◎A委員
トークパートナーを務める九官鳥(伊藤さん)の紹介が必要だと思う。『ティモンディの決起集会』から聴いている人にとっては、知っていて当然の人物かもしれないが、初めて聴いた人間からすると自己紹介が欲しいと思った。パーソナリティの前田さんは、事前にトーク内容をしっかり練ってきている印象を受け、間延びしている感じは全く受けなかった。網羅するジャンルも広く、一人でも30分という番組時間は十分もつように思われるが、番組内で流れる音楽は2曲あったほうがより良いと感じた。
◎B委員
これから徐々に番組を確立していくことになるかと思うが、一番組として聴くとBGMがなかったり、コーナーの構成がまだ仮案のものであったりと、“未熟さ”を感じた。初回から2回目にかけて「コーナー」を設けるアップデートがあったように、番組が確立するまで毎回何かしらのアップデートがあり続けると、毎回聴くコアなリスナーが楽しめるものになると思う。トークパートナーである九官鳥(伊藤さん)については、FM愛媛のコアなリスナーでなければ「この人は誰?」となってしまうように思うので、九官鳥の役割を明確にし、トークパートナーという位置付けであれば自己紹介する時間が冒頭であった方が良かったと思った。
番組審議会開催時点でまだ放送開始から2回目と、これから作り上げていく段階で、現時点での番組の評価というのはかなり難しいところがあるものの、フリートークの時間が長過ぎて、ティモンディのファンでなければなかなか楽しむことが難しいように感じられた。これから構成・演出が調っていくことを期待したいし、その段階に至ってから評価した方が適切なような気がした。
◎C委員
番組パーソナリティを務めるティモンディの前田さんは、インテリジェンスな雰囲気や一風変わった視点からの意見を持っている方で、今後面白い番組になる予感を覚えながら放送を聴いた。今回は審議会のスケジュールの都合で2回目の放送までしか聴くことができなかったが、『イカスミブシャー』など各コーナーの雰囲気や盛り上がりについては、次回放送の3回目まで聞いてみて印象が変わるか否か今後注視していきたい。野球の話、J-WAVEのレギュラー番組『GURU GURU!』の収録話など、話の引き出しはたくさん持っているので、それを活かした、幅の広いトークを期待している。番組の中で、前田さんの好きな音楽を紹介していくとのことだが、どうしてその曲が好きなのか一言コメントがあったほうが、より納得感が出るように思った。また現在番組内では一曲しか楽曲が流れていないが、もう一曲流れたほうが番組のテンポの観点からもよいように思う。
◎D委員
始まったばかりの番組ということで、模索している印象を受けた。前田さんが「今後自分のキャラクター性をどのように見せていくのか」を探っているように見て取ることができた。この番組を通じて、前田さんのキャラクター性がどのように確立されていくのかとても楽しみに思う反面、「いかに個性・特徴を番組に反映できるか」にこの番組の盛り上がりがかかっているようにも感じた。今後展開していきたい企画(イカ釣りをする、松山のグルメをめぐるなど)を羅列する場面も見受けられたが、今後それらをどのように実現していくのか大変興味深い。
トークについては、話題の引き出しは多いものの、特化したものをあまり感じず、とりとめのなさ・雑駁な印象を受けなくもなかった。前田さんは大学では法学を専攻していたとのことで、それを活かした「犯罪学」の話が個人的にとても面白かった。興味深い過去の判例の話でコーナー展開してみるなど、彼の個性が光る今後の展開に期待している。
◎E委員
前田さんの喋りに少し堅い印象を受けた。J-WAVEのレギュラー番組『GURU GURU!』の方が肩の力が抜けている感じがするので、今後この番組内でもあれくらい朗々と話せるといいと思った。番組のつくりをもう少し整えていったほうがよいのではないかと感じる。またトークパートナーを務める九官鳥(伊藤さん)の自己紹介は必要だと思った。
前番組『ティモンディの決起集会』と比して聞くとやはり雰囲気が違い、まだまだ模索している印象を受けるので、これからの方向性をもう少し打ち出していく事ができればよいと思う。前田さんは、面白い考えを持っている魅力的な方なので、彼の良い部分をもっと引き出すことができれば素敵な番組になるのではないか。

7.その他参考事項

次回の議題/「Fine」

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