■実施期間 9月3日(月)〜9月14日(金)

■インターンシップ実施の目的・・・学生に職業意識向上のための機会を提供することを目的として、大学等の学生を実習生として受け入れます。

FM愛媛では、本年度よりインターンシップ制度を受け入れ、今年は愛媛大学法文学科の3回生3人を受け入れました。計14日間に渡り、FM愛媛のおもな仕事を経験して学んでいただきました。
まずは「会社概要説明」や「放送システム」など、会社の大まかな仕組みを勉強します。
次に、実際に生番組のサポートを経験します。曲名を入力したり、CDを探してきたり、番組の裏側を経験してもらいました。アナウンサーやディレクターの仕事を側で見ることができます。
FM愛媛のCD室には約5万枚のCDがあります。そこから1枚のCDを探すためにパソコンとにらめっこしたり、曲名を思い出したり・・・。初めは焦るばかりだったけど、今では素早く探すことができます。
番組本番前のミーティングにも参加します。ON AIR曲や、タイミングのことなど、念入りな打ち合わせに耳を傾ける研修生たち。やり直しのきかない生番組だけに、細かく打ち合わせをします。
研修もいよいよ大詰めになると、「模擬番組制作実習」があります。5分間の番組を自分で構成し、選曲し、話す内容も考えなくてはなりません。話すネタを探すために、情報誌をチェックしたり、自分の体験を元に構成します。
ディレクターの指示にうなずきながらも、緊張のあまりメモ帳から目が離せません。早口になったり、かんだりして思うようにはいきません。「アナウンサーってすごい・・・」とぽつり。5分番組でへとへとになりながら、話すことの難しさ、そしてその奥深さを知るのでした。
全員で自分たちの番組を聴きながら、感想を述べたり反省したりしました。録音テープから聞こえる自分の声や特徴などに、ちょっと驚いたりもしましたが、貴重な体験ができました。録音したMDは思い出に持ってて下さいね。
 

<実習を終えてみての感想>
Yさん・・・社員の数が想像していたよりずっと少ないのに驚いた。いろいろ貴重な経験をして、「働くっていいな」と思った。今回は制作する側のすばらしさを知ることが出来た。

Oさん・・・ラジオを聴いていると、アナウンサーという仕事の華やかさのみをイメージしていたが、実際に制作現場の緊張感や努力を見て、魅力的でやりがいのある仕事だと思った。

Sさん・・・長時間番組もたった2人で構成していたり、人数の少なさに驚いた。2週間あっという間に終了したが、大変に刺激的で充実した日々を送ることができた。